こんにちは。
アル・ミテイルです。
前回からの続きで、
今回も大切なことをお伝えします。
※①滅する感覚とは?
もし、消えていく日が、
不意に訪れているものではなかったら、
どうでしょう?
事前に、いくつものお知らせがやってきます。
私の実体験から、お知らせの例を書いていこうと思います。
初めて「それ」を感じたのは、中学3年生の時でした。
12月のクリスマス。
同じクラスのみんなで、クリスマス会を開きました。
ワーワーキャーキャー、
女子の黄色い声が、ツリーに響き渡り、
ジョークの連発で笑い転げていました。
さあ、そろそろ、帰る時間。
みんな、外に出ました。
でも、みんな、帰る様子もなく、
また、笑い転げる話ばかりで、盛り上がっています。
・・・あれ?
その時、不思議な感覚になりました。
ん?
私の目の前で、Gさんが、大声で笑って、はしゃいでいるのに…
――― いない。
私から、1mも離れていない目の前で、
はしゃいでいるのに、
どうして、こんなに遠く感じるんだろう?
遠い。 遠いなぁ―――。
この時、初めて感じた感覚でした。
・・・・・
年が明けて、Gさんから年賀状が届きました。
この年賀状をもらった人はラッキーです。長生きできてよかったね!
と書いてありました。
「長生きできて」の文字が、
強く訴えかけてくるような感じで
とても印象に残りました。
・・・・・
1月上旬。
冬休みが明け、登校3日目ぐらいだったと思います。
自転車通学をしていますが、
雪が降ったので、この日は、
バスで学校に行くことにしました。
バスに乗ると、先生が乗っていて、
開口一番
「Gさんが亡くなった」と。
Gさんには、持病があり、
その持病が発症した場所が悪く、
家族が気づくまでに時間がかかり、そのまま。。。
友達という、すぐ身近な人の初めての死。
この時は、全然、気づきませんでしたが、
その後の人生で、様々な死を通して、
『遠くに感じる』ことと『消えること』が繋がっていることを
じわじわと、気づいていくこととなりました。
・・・・・
そして、2004年に、
(仮称)「世界の仕組み1・2・3」(作成中)
に気がついてからは、
うまれること と なくなること
の意味が腑に落ちましたので、
心への衝撃は、少なくなりました。
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余談ですが、高校の時にも、
友人が事故で亡くなりました。
Gさんのことも、ずーっと頭の中にあり、
加えて、また友人が亡くなったことで、ますます、ショック。
そんな中、ある日、夢を見ました。
私が黒い電話(昔のタイプ)で、
Gさんとおしゃべりしています。
おしゃべり、というよりは、
私が、受話器に向かって、大声で叫びながら話している感じです。
私
「あっ!!Gさんっ!?
数日前に、○○さんが亡くなったけど、
そっちで会ってる?」
G
「えーー??? 知らなーい。会ってないよー。」
私
「そう、そうなんだね。。。」
G
「大丈夫!!心配しないで!
私のことも、もう心配しなくて、大丈夫だからねっ!」
夢での会話でしたが、
本当にGさんから言われたように感じ、
Gさんの優しさが伝わってきた、余韻の残る夢でした。
※名前のアルファベットは、本人の名前とは異なる文字を使用しています。
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下の小冊子に、
他の3つ事例を通じて、お知らせの傾向をまとめました。
個人、個人で、感じ方は異なると思いますが、
自分を観察したり、この事例を参考にしたりすれば、
消えていく日が「不意に訪れる」という感覚が少なくなり、
冷静に、その時を見守ることができるでしょう。
みなさんの心へのショックを和らげる助けになると思います。
どうぞ、ご覧ください。
【関連記事】
④夢で伝えてくる
①滅する感覚とは?
③似ているな、と脳裏に浮かぶ
※メッセージの受信パターン7つを事前に読むと理解が深まります。
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自分を観察していると、
様々な感覚が、研ぎ澄まされていきます。