こんにちは。
アル・ミテイルです。
今回からのお話は、
自分の感性で世界を感じてみよう シリーズです。
今回は 私たちは体験して学ぶ探索家! です。
今、様々な情報が溢れています。
(目にする頻度が、非常に増えました。)
既存の情報や考え方も、ある意味、大切ですが、
自分で、この時空を探索して、
体験から学んでいくことも、大事にしたいところです。
体験から学ぶ、とは、
自ら体験したことから、
自分なりに気がついたことを、意識上にあげていくことです。
例えば
大雨でびしょ濡れになった ということを体験した場合、
『折り畳み傘を常に持っておこう。』と学んだ
と考える人もいれば、
『こんなに水があるなんて。本当にありがたい。』と学んだ
と考える人もいます。
どちらも、その学びは、その人にとって正解の学びです。
「いや、そんな学びは、間違いだろう」ということは、ありません。
「学ぶ」には、2種類あると思います。
①昔の人や他の人が、思いつき、体系づけたもの を学ぶこと
②自ら、日常の出来事を体験して、学んでいくこと。
そもそも、
①の昔の人や他の人が思いつき、体系づけたものも、
②のように「昔の人」「他の人」が、日常の出来事から学んだものを、
ただ、体系的に取りまとめたもの、とも言えます。
だから、事前の情報や知識が何もなくても、
自分自身で、自分の経験から、
学べること・気がつけることが、たくさんあります。
例として、
・口角を上げると、落ち込んでいても気分が上がってくる。と気づく。
・バナナが食べたいと思うと、バナナばかり目に入ってきて、脳が反応しているんだな。と分かる。
などがあります。
知識を得る前に、意外と、自分で気がつくことができます。
また、今、巷に出回っている情報が、
孫引きの孫引き、
更にそれを孫引き、、、
で、結果、間違っていることもあります。
例えば、
とある生物を研究している方から、こんな話を聞いたことがあります。
昆虫を対象とした研究で、日々、観察を重ねていました。
とある昆虫の●●と△△を手で触ってみると、
図鑑に載っていることとは、逆のことに気が付きました。
図鑑には、●●はベタつかず、△△はベタつくと書いてありますが、
触ってみると、●●はベタベタして、△△はベタベタしないのです。
疑問に思ったその方は、様々な人に質問してみました。
その昆虫の専門家に聞いても、図鑑に書いてある通りの説明。
教授に聞いても、従来の説明に加え、
「ちゃんと勉強しているの?」とも言われたそう。
それでも疑問が消えなかった、その方は、
数多くの●●と△△に触れ、
結果、これまでの通説が間違いだったことが分かりました。
こんな風に、自らの経験から、
正しい情報に気がつくこともできます。
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みなさん、それぞれが気づいた事柄は、
みんなが、同じように思うようなことかもしれません。
あるいは、その人独自の発想かもしれません。
昔の聖者が語っていたことと知らずに、
あなたが、同じことを思いつくこともあるのです。
能動的に気がついていく姿勢が大切だと思います。
受け身の姿勢ばかりだと、
だんだん、自分の心が弱くなってしまう場合があります。
誰かが、取りまとめたことが、
この世のすべてだと思ってしまう。
誰かが言ったことは、正解かも知れないけれど、
自分が感じたこと・気づいたこと・学んだことも
正解です。
この世界は、まだまだ未知の世界。
積極的に、この時空を探索してみませんか。
別の見方をすると、
(仮称)世界の仕組み1・2・3(作成中)
に描いた世界から見れば、
生み出したものに「五感・六感」を搭載して、
宇宙探索をしている、とも言えます。
あなたが、かすかに気づいたことは、
大きな発見になるかも知れません。
次回から
自分を観察することなどを通じて、
私自身の気づいたこと(学んだこと)を紹介していきますね。
自ら気づいたことに信頼がおけるよう、参考になれば幸いです。
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自分を観察していると、
様々な感覚が、研ぎ澄まされていきます。